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【離婚問題】外国人依頼者の養育費請求

2025.10.16

ご依頼内容・対応と結果

依頼者は日本人男性と結婚していましたが、離婚後、母国でお子さんを一人で育てていました。
お子さんには重い障がいがあり、依頼者自身も経済的に厳しい状況にありました。依頼者は日本語を話せません。

 

私は依頼者の代理人として、家庭裁判所に養育費請求の調停を申し立てました。
調停では、依頼者の生活状況やお子さんの症状を丁寧に説明するため、医療記録や生活費の資料を翻訳し、詳細で説得的な書面を提出しました。

 

相手方である元夫は、養育費の金額について強く争い、日本と依頼者の国との物価水準・経済格差が争点の1つとなりました。
しかし、粘り強く主張を続けた結果、最終的に依頼者の希望に沿う額の養育費を得ることができました。

 

弁護士コメント

養育費請求のご依頼は日本人の方からも多くありますが、本件のように外国人依頼者を代理するケースも少なくありません。
特に海外に在住されている方の場合、その国の経済状況や生活実情を踏まえた特別な対応が求められることがあります。
当事務所では、そうした依頼者の立場に寄り添い、最善の結果を得られるよう全力で取り組んでいます。

 

英語での対応はもちろん、可能な範囲で英語以外の言語でもサポートいたします。
国境を越えた家族・親子の問題にも、安心してご相談ください。

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